タンパク質摂取のススメ

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髪にとって、特に重要な栄養素とは

よく「ワカメを食べていると、そのワカメに含まれるミネラルのおかげで白髪や薄毛にならない」などという説を聞くことがありますが、本当にそんな説を信じてもいいのでしょうか?

 

ここでは、髪にとって特に重要な栄養素とは本当は何なのか、それについてお話ししましょう。

 

ミネラルだけで髪は育たない!

まず、冒頭に挙げた「ワカメを食べるとミネラルのおかげで白髪や薄毛にならない」という説ですが、実はこの説は、「完全な間違いではないものの、かなり乱暴な説」であると言わざるを得ません。

 

なぜかというと・・・髪は、ミネラルを主成分としているわけではありませんからね。

 

髪の最大の主成分は、たんぱく質です。

 

ですから、髪にとってはまず「良質なたんぱく質食品の摂取」が最重要となってくる、というわけですね。

 

たんぱく質は、肉や魚・卵・乳製品などに含まれる「動物性たんぱく質」と、大豆などに含まれる「植物性たんぱく質」とがありますが、体内での吸収率が高いのは、動物性たんぱく質のほうです。

 

ただし、動物性たんぱく質を多く含む食品の中には、「たんぱく質だけでなく脂肪分も多い」というものが少なくありません。脂身たっぷりのお肉などが、まさにこれにあたりますね。

 

動物性脂肪の摂りすぎは健康被害を招きますので、「脂身はできるだけ取り除いてから調理する」などの工夫をしましょう。

 

ちなみに動物性たんぱく質食品の中でも特におすすめなのは、良質のアミノ酸が豊富な魚類です。

 

たんぱく質以外に欲しい栄養素

というわけで、髪を作るための主成分としてもっとも欲しい栄養素はたんぱく質、ということになるのですが、これ以外にもサポート的な栄養素として欲しいのが、ビタミン類やミネラル類です。

 

ビタミン類は、摂取したたんぱく質をしっかりと吸収させて「髪などの原材料として生かす」ために欠かせない存在。

 

また、ビタミンA・C・Eなどは抗酸化力が高く、免疫力を高める役割も果たしてくれます。

 

また、ミネラル類は、細胞の新陳代謝を手助けする作用にすぐれていますので、これも「髪を育てるサポート役」としては優秀。

 

つまり「ワカメを食べると髪にいい」説は、この、サポート役としてのミネラルの存在をアピールしているわけですが、「ミネラル豊富なワカメさえ食べておけば大丈夫」という誤解を招きかねない、という点で、「乱暴な説」だと言えるわけですね。

 

ワカメを食べることも、髪のためにはいいことなのですが「それだけに頼る」というのは間違っている、ということです。